TOREXが反落、減損損失計上で24年3月期は最終赤字拡大へ

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/05/08 09:15
 トレックス・セミコンダクター<6616.T>が反落した。7日の取引終了後、24年3月期の連結業績に関し、最終損益の赤字幅がこれまでの予想の8億4000万円から43億円(前の期は21億7900万円の最終黒字)に拡大して着地したようだと発表。これを嫌気した売りが出た。

 24年3月期の売上高は計画を8億円下回る257億円(前の期比19.6%減)で着地したもよう。中国経済の減速の影響を受けたほか、中国以外でも半導体市況の失速が顕著となり、在庫調整が長期化した。棚卸評価損が拡大したほか、円安の影響による為替差損も発生。グループの固定資産に関する減損損失も計上し、繰延税金資産を取り崩す。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

関連銘柄

銘柄名称 株価 前日比
1,753.0
(05/29)
-94.0
(-5.08%)