アジア株 休場明け香港株は0.8%高、FOMC予想していたほどタカ派ではなく 安堵感広がる 中国は6日に取引再開

著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/05/02 11:20
アジア株 休場明け香港株は0.8%高、FOMC予想していたほどタカ派ではなく 安堵感広がる 中国は6日に取引再開

東京時間11:00現在
香港ハンセン指数   17918.93(+155.90 +0.88%)
中国上海総合指数  3104.82(休場)
台湾加権指数     20294.70(-101.90 -0.50%)
韓国総合株価指数  2686.17(-5.89 -0.22%)
豪ASX200指数    7610.70(+40.75 +0.54%)

アジア株はまちまち。

米FOMCは予想していたほどはタカ派ではなかったため安堵感が広がっている。堅調な雇用やインフレ統計を受け、一部では追加利上げを警戒している。利上げはないとしても、利下げ開始は年後半になる可能性がある。中国市場が休場なことに加え、明日の米雇用統計への警戒感が高まっていることから各国まちまち。積極的な売買は手控えられているもよう。中国市場は労働節で3日まで休場、6日に取引を再開する。

労働節休場明け香港株は0.88%高。美団やシャオミ、テンセントホールディングス、JDドットコムなどハイテク関連の一角が上昇している。一方、中国海洋石油や中国石油天然気、中国石油化工などエネルギー関連は下落している。マカオ4月のカジノ収益が前年比26%増加したことが好感されており、カジノ運営会社のサンズチャイナは2.7%高、ギャラクシーエンターテイメントは1.6%高。

豪州株は反発。金融や不動産、ハイテク関連が軒並み上昇している。来週の豪中銀理事会では金利は据え置くとの見方が強いものの、中銀がタカ派姿勢を示す可能性がある。

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)