米外為市場サマリー:FOMC終了後に一時153円00銭まで急落、
1日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=154円57銭前後と前日に比べて3円20銭強のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=165円58銭前後と同2円60銭強のユーロ安・円高だった。
ニューヨーク市場のドル円相場は157円台後半でスタート。この日に米民間雇用サービス会社ADPが発表した4月の全米雇用リポートで非農業部門雇用者数が市場予想を上回った半面、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した4月の米製造業景況感指数は市場予想に届かず、強弱まちまちだったことから売り買いに大きな動きはみられなかった。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)は大方の予想通り政策金利の据え置きが決まり、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は記者会見で「利下げへの自信を得るには思ったより時間がかかる」とした一方、利上げの可能性は低いとの考えを強調した。これを受けてややドル売り・円買いが優勢となり、その後まとまった円買いが流入すると一時153円00銭まで急落。市場ではFOMC終了後のタイミングで日本の通貨当局が円買い介入を実施したのではとの観測が浮上している。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0712ドル前後と前日に比べて0.0045ドル程度のユーロ高・ドル安だった。
出所:MINKABU PRESS
ニューヨーク市場のドル円相場は157円台後半でスタート。この日に米民間雇用サービス会社ADPが発表した4月の全米雇用リポートで非農業部門雇用者数が市場予想を上回った半面、米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した4月の米製造業景況感指数は市場予想に届かず、強弱まちまちだったことから売り買いに大きな動きはみられなかった。注目された米連邦公開市場委員会(FOMC)は大方の予想通り政策金利の据え置きが決まり、米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は記者会見で「利下げへの自信を得るには思ったより時間がかかる」とした一方、利上げの可能性は低いとの考えを強調した。これを受けてややドル売り・円買いが優勢となり、その後まとまった円買いが流入すると一時153円00銭まで急落。市場ではFOMC終了後のタイミングで日本の通貨当局が円買い介入を実施したのではとの観測が浮上している。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0712ドル前後と前日に比べて0.0045ドル程度のユーロ高・ドル安だった。
出所:MINKABU PRESS
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