荏原が軟調地合い逆行し上値追い継続、半導体CMP装置の需要拡大に期待感
荏原<6361.T>が3日続伸、軟調地合いに逆行し一時310円高の1万3420円まで水準を切り上げ、25日移動平均線を上回る場面があった。ポンプの最大手メーカーで環境関連装置では頭抜けた実績を持つが、半導体製造装置分野への展開力にも定評がある。特に半導体ウエハーを研磨するCMP装置では世界屈指の商品競争力を誇っている。国内で半導体生産設備を強化する動きが相次ぐなか、直近では米マイクロン・テクノロジー<MU>が広島工場を次世代半導体メモリーの生産拠点にすると伝わるなど、先端半導体のサプライチェーン構築の動きが一段と活発化している。半導体の微細化・高集積化が加速するなか、荏原のCMP装置に対する重要度も中期的に高まるとの見方が根強い買いを誘っている。
出所:MINKABU PRESS
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