外為サマリー:一時156円20銭台に上伸、日銀会合の結果を受け円安加速
26日の東京外国為替市場のドル円相場は、午後3時時点で1ドル=156円11銭前後と前日の午後5時時点に比べて50銭弱のドル高・円安となっている。
注目された日銀金融政策決定会合の結果は金融政策の現状維持が決まり、一部で縮小が懸念されていた長期国債の買い入れについては「3月会合で決定された方針に沿って実施する」と明記された。あわせて公表した「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では、24年度と25年度の消費者物価指数(生鮮食品を除く)の前年度比上昇率の見通しがそれぞれ2.8%(1月時点では2.4%)、1.9%(同1.8%)に引き上げられた一方、新たに公表された26年度の見通しは1.9%とした。市場では想定よりもタカ派的ではなかったと受け止める向きが多く、円を売る動きが活発化。節目の156円ラインを上抜けるとドル高・円安が加速し、ドル円相場は午後2時00分過ぎに一時156円21銭と1990年5月以来のドル高・円安水準をつけた。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0726ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0006ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=167円43銭前後と同60銭程度のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
注目された日銀金融政策決定会合の結果は金融政策の現状維持が決まり、一部で縮小が懸念されていた長期国債の買い入れについては「3月会合で決定された方針に沿って実施する」と明記された。あわせて公表した「経済・物価情勢の展望(展望リポート)」では、24年度と25年度の消費者物価指数(生鮮食品を除く)の前年度比上昇率の見通しがそれぞれ2.8%(1月時点では2.4%)、1.9%(同1.8%)に引き上げられた一方、新たに公表された26年度の見通しは1.9%とした。市場では想定よりもタカ派的ではなかったと受け止める向きが多く、円を売る動きが活発化。節目の156円ラインを上抜けるとドル高・円安が加速し、ドル円相場は午後2時00分過ぎに一時156円21銭と1990年5月以来のドル高・円安水準をつけた。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0726ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0006ドル程度のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=167円43銭前後と同60銭程度のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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