明日の為替相場見通し=日銀会合の結果と植田総裁の会見に視線集中
今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、日銀金融政策決定会合の結果と植田和男総裁の会見にらみの展開となりそうだ。予想レンジは1ドル=155円00銭~156円20銭。
まずは日本時間今晩に公表される1~3月期の米実質国内総生産(GDP)速報値が注目される。米景気の底堅さを示す内容となれば米長期金利の上昇圧力が高まり、米金利の先高観からドル円相場が押し上げられるだろう。また、日銀会合で金融政策の現状維持が決まれば、当面は日米金利差が開いた状態が続くとの見方からドル買い・円売りが活発化することも予想される。ただ、足もとの円安進行が輸入物価を押し上げ国内のインフレ圧力が高まることが意識されるなか、24年度の物価見通しの上方修正や植田総裁のタカ派的な発言が出ることも考えられる。加えて、会合後のタイミングで為替介入が実施される可能性があることにも注意しておきたい。なお、今晩には前週分の米新規失業保険申請件数や3月の米仮契約住宅販売指数の発表、米7年債入札なども予定されている。
出所:MINKABU PRESS
まずは日本時間今晩に公表される1~3月期の米実質国内総生産(GDP)速報値が注目される。米景気の底堅さを示す内容となれば米長期金利の上昇圧力が高まり、米金利の先高観からドル円相場が押し上げられるだろう。また、日銀会合で金融政策の現状維持が決まれば、当面は日米金利差が開いた状態が続くとの見方からドル買い・円売りが活発化することも予想される。ただ、足もとの円安進行が輸入物価を押し上げ国内のインフレ圧力が高まることが意識されるなか、24年度の物価見通しの上方修正や植田総裁のタカ派的な発言が出ることも考えられる。加えて、会合後のタイミングで為替介入が実施される可能性があることにも注意しておきたい。なお、今晩には前週分の米新規失業保険申請件数や3月の米仮契約住宅販売指数の発表、米7年債入札なども予定されている。
出所:MINKABU PRESS
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