パナHDが反落、車載部品関連で減損計上し24年3月期最終利益は計画下振れへ
パナソニック ホールディングス<6752.T>が反落している。24日の取引終了後、24年3月期の連結業績に関し、最終利益が計画を200億円下回る4400億円(前の期比65.7%増)で着地したようだと発表。業績の下振れを嫌気した売りが優勢となっている。営業利益は計画を400億円下回る3600億円(同24.8%増)で着地する格好となったという。車載電池事業での過去の製造不具合品対応に関する引当金に加え、車載部品関連の事業子会社に関連するのれんの減損損失を計上。持ち分法損益の悪化と構造改革費用の増加もあって、利益が想定を下回ることとなった。半面、円安効果などにより売上高は計画を1000億円上回る8兆5000億円(同1.4%増)で着地したようだとしている。
出所:MINKABU PRESS
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