キューブシスは全般大幅安のなかで頑強、配当増額と強気の中計を評価へ

　キューブシステム<2335.T>が全般大幅安のなか頑強な値動き。金融・流通・通信向けで実績が高い独立系のシステムインテグレーターで企業のデジタルトランスフォーメーション（ＤＸ）シフトの動きを捉え、業績は増収増益トレンドを続けている。株主還元にも積極的だ。２４日取引終了後、２４年３月期の年間配当を従来計画の３０円から３５円に５円増額することを発表（前の期実績は５０円）、これにより配当利回りは３．２％前後まで上昇した。更に同日、２７年３月期に営業利益２４億１０００万円（２４年３月期計画は１６億２０００万円)を目指す中期経営計画を発表、これも株価を刺激する材料となった。

出所：MINKABU PRESS