<注目銘柄>=アズビル、再開発や工場新設増加が追い風
アズビル<6845.T>は3月12日の年初来安値4028円を底に反騰機運を強めている。
同社は、ビルや工場・プラント向け制御・自動化機器の大手。足もとでは、都市再開発案件や工場向け空調の需要が高い水準で継続。また、2000年代前半に建設された大型オフィスビルは改修期を迎えており、省エネやCO2排出量削減対策などの需要も堅調に推移している。
24年3月期は、23年10~12月期から半導体製造装置用制御機器を中心に循環的な需要の減少期に入ったことからAA(アドバンスオートメーション)事業の受注こそ減少しているものの、BA(ビルディングオートメーション)事業の受注が好調。売り上げ面ではBA事業はもちろん、豊富な受注残のもとAA事業も伸長している。また、過去数年にわたって取り組んできた選別受注や値上げ効果もあり、24年3月期第3四半期累計連結決算では営業利益が232億1000万円(前年同期比45.7%増)と大幅増益となった。
通期は営業利益337億円(前の期比7.8%増)を予想するが、第3四半期時点で会社側は計画通りに進捗しているとコメントしており、達成確度は高い。都市再開発案件や工場、データセンターの新設が続いていることに加えて、カーボンニュートラル投資の拡大などは同社にとって追い風となり、当面増益基調が継続しそうだ。(仁)
出所:MINKABU PRESS
同社は、ビルや工場・プラント向け制御・自動化機器の大手。足もとでは、都市再開発案件や工場向け空調の需要が高い水準で継続。また、2000年代前半に建設された大型オフィスビルは改修期を迎えており、省エネやCO2排出量削減対策などの需要も堅調に推移している。
24年3月期は、23年10~12月期から半導体製造装置用制御機器を中心に循環的な需要の減少期に入ったことからAA(アドバンスオートメーション)事業の受注こそ減少しているものの、BA(ビルディングオートメーション)事業の受注が好調。売り上げ面ではBA事業はもちろん、豊富な受注残のもとAA事業も伸長している。また、過去数年にわたって取り組んできた選別受注や値上げ効果もあり、24年3月期第3四半期累計連結決算では営業利益が232億1000万円(前年同期比45.7%増)と大幅増益となった。
通期は営業利益337億円(前の期比7.8%増)を予想するが、第3四半期時点で会社側は計画通りに進捗しているとコメントしており、達成確度は高い。都市再開発案件や工場、データセンターの新設が続いていることに加えて、カーボンニュートラル投資の拡大などは同社にとって追い風となり、当面増益基調が継続しそうだ。(仁)
出所:MINKABU PRESS
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