米外為市場サマリー:良好な米経済指標を受け151円40銭台に強含む場面も
28日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=151円38銭前後と前日に比べて5銭程度のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=163円27銭前後と同50銭弱のユーロ安・円高だった。
27日夕に米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が「金利引き下げを急ぐことはない」との認識を示したことを受け、米長期金利が上昇したことがドルの支援材料となった。また、28日に発表された23年10~12月期の米実質国内総生産(GDP)確定値が改定値から上方修正されたことや、前週分の米新規失業保険申請件数で米労働市場の底堅さが示されたこともドルを押し上げ、ドル円相場は一時151円42銭に強含んだ。ただ、翌29日はFRBが重視するインフレ指標である米個人消費支出(PCE)物価指数が発表されるほか、聖金曜日で米株式市場などが休場となることから全般的に模様眺めムード。日本政府・日銀による円買い介入への警戒感も根強く、151円15銭まで軟化する場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0789ドル前後と前日に比べて0.0040ドル弱のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
27日夕に米連邦準備理事会(FRB)のウォラー理事が「金利引き下げを急ぐことはない」との認識を示したことを受け、米長期金利が上昇したことがドルの支援材料となった。また、28日に発表された23年10~12月期の米実質国内総生産(GDP)確定値が改定値から上方修正されたことや、前週分の米新規失業保険申請件数で米労働市場の底堅さが示されたこともドルを押し上げ、ドル円相場は一時151円42銭に強含んだ。ただ、翌29日はFRBが重視するインフレ指標である米個人消費支出(PCE)物価指数が発表されるほか、聖金曜日で米株式市場などが休場となることから全般的に模様眺めムード。日本政府・日銀による円買い介入への警戒感も根強く、151円15銭まで軟化する場面があった。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0789ドル前後と前日に比べて0.0040ドル弱のユーロ安・ドル高だった。
出所:MINKABU PRESS
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