午後:債券サマリー 先物は小幅続伸、30年債入札は無難通過
7日の債券市場で、先物中心限月3月限は小幅続伸した。前日の米国市場で、長期債相場が上昇(金利が低下)した流れが円債相場にも波及した。日本の財務省が実施した30年債入札を無難に通過したことも、サポート要因となった。
30年債入札は、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)は17銭となり、前回(1月12日)の40銭から縮小。応札倍率は3.18倍となり、前回の3.00倍を上回った。入札前には応札需要への警戒感を指摘する向きがあったが、一定の保有ニーズが裏付けられた形となり、超長期債を中心に投資家に買い安心感をもたらした。
6日の米国市場では、米国の3年債入札が好調な結果となった。米地銀持ち株会社のニューヨーク・コミュニティ・バンコープ<NYCB>の株価が急落し、金融システムへの影響が懸念されたことも、米国債への買い需要を高める方向に作用した。
先物3月限は前営業日比5銭高の146円45銭で取引を終えた。現物債市場で、新発10年債利回り(長期金利)は同0.010%低い0.705%で推移。一時0.700%まで低下した。
出所:MINKABU PRESS
30年債入札は、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)は17銭となり、前回(1月12日)の40銭から縮小。応札倍率は3.18倍となり、前回の3.00倍を上回った。入札前には応札需要への警戒感を指摘する向きがあったが、一定の保有ニーズが裏付けられた形となり、超長期債を中心に投資家に買い安心感をもたらした。
6日の米国市場では、米国の3年債入札が好調な結果となった。米地銀持ち株会社のニューヨーク・コミュニティ・バンコープ<NYCB>の株価が急落し、金融システムへの影響が懸念されたことも、米国債への買い需要を高める方向に作用した。
先物3月限は前営業日比5銭高の146円45銭で取引を終えた。現物債市場で、新発10年債利回り(長期金利)は同0.010%低い0.705%で推移。一時0.700%まで低下した。
出所:MINKABU PRESS
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