*14:27JST SI Research Memo(7):無借金経営で財務内容は良好
■業績動向
3. 財務状況と経営指標
システムインテグレータ<3826>の2024年2月期第2四半期末の資産合計は前期末比222百万円増加の4,002百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では現金及び預金が234百万円増加したほか、仕掛品が14百万円増加した。固定資産では、ソフトウェアが16百万円減少したほか、投資有価証券の売却により投資その他資産が56百万円減少した。
負債合計は前期末比164百万円増加の1,075百万円となった。契約負債が146百万円、賞与引当金が11百万円それぞれ増加した。契約負債は将来売上として計上される項目であるため、同数値の増加はポジティブに判断される。純資産合計は同57百万円増加の2,927百万円となった。利益剰余金が119百万円増加した一方で、投資有価証券の売却により、その他有価証券評価差額金が61百万円減少した。
経営指標を見ると、自己資本比率は前期末の75.9%から73.1%と2.8ポイント低下したが、無借金経営で現金及び預金も21億円強と過去最高水準に積み上がっており、財務内容は良好と判断される。E-Commerce事業の売却を2024年1月に予定しており、手元キャッシュはさらに積み上がることが予想されるが、これら資金を用いてどのような成長投資を実行していくかが注目される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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3. 財務状況と経営指標
システムインテグレータ<3826>の2024年2月期第2四半期末の資産合計は前期末比222百万円増加の4,002百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では現金及び預金が234百万円増加したほか、仕掛品が14百万円増加した。固定資産では、ソフトウェアが16百万円減少したほか、投資有価証券の売却により投資その他資産が56百万円減少した。
負債合計は前期末比164百万円増加の1,075百万円となった。契約負債が146百万円、賞与引当金が11百万円それぞれ増加した。契約負債は将来売上として計上される項目であるため、同数値の増加はポジティブに判断される。純資産合計は同57百万円増加の2,927百万円となった。利益剰余金が119百万円増加した一方で、投資有価証券の売却により、その他有価証券評価差額金が61百万円減少した。
経営指標を見ると、自己資本比率は前期末の75.9%から73.1%と2.8ポイント低下したが、無借金経営で現金及び預金も21億円強と過去最高水準に積み上がっており、財務内容は良好と判断される。E-Commerce事業の売却を2024年1月に予定しており、手元キャッシュはさらに積み上がることが予想されるが、これら資金を用いてどのような成長投資を実行していくかが注目される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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