中北製は朝高後値を消す、24年5月期は一転最終増益見通しも昨年来高値更新で達成感

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/01/10 10:08
 中北製作所<6496.T>は朝高後に値を消す展開となった。9日の取引終了後、24年5月期第2四半期累計(6~11月)の単体決算発表にあわせ、通期の業績予想を上方修正した。最終利益の見通しをこれまでの7億7000万円から11億1000万円(前期比37.6%増)に引き上げた。減益予想から一転して最終増益を計画する。中間配当は従来の予想から5円増額の40円で決定。期末配当予想も5円増額して40円とした。年間配当予想は80円(同10円増配)となる。これらを好感した買いが先行したものの、昨年来高値を更新後に達成感が広がり、利益確定目的の売りを促したようだ。

 今期の売上高の見通しは175億円から180億円(同14.1%増)に上方修正した。受注残高が増加した。6~11月期は売上構成の変化や原価低減の効果もあって、利益が計画を上振れして着地しており、影響を業績予想に織り込んだ。6~11月期の売上高は前年同期比9.0%増の89億5200万円、最終利益は同52.9%増の6億1400万円だった。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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