日鉄鉱、今期経常を17％上方修正、配当も37円増額

　日鉄鉱業 <1515> [東証Ｐ] が11月7日後場(13:30)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比26.1％減の71億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の90億円→105億円(前期は132億円)に16.7％上方修正し、減益率が31.8％減→20.5％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比5.5％減の33.9億円に減る計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の132円→169円に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比7.3％増の37.5億円に伸びたが、売上営業利益率は前年同期の9.7％→9.0％に悪化した。

株探ニュース