合同鉄、今期経常を一転4％増益に上方修正、配当も30円増額

　合同製鐵 <5410> [東証Ｐ] が11月2日後場(13:30)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.2倍の103億円に急拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の150億円→165億円(前期は158億円)に10.0％上方修正し、一転して4.0％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比45.2％減の61.6億円に落ち込む計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の200円→230円(前期は200円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比14.6％増の46.3億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の6.6％→8.0％に改善した。

株探ニュース