ヒロセ電、上期最終は39％減益で着地、今期配当を60円減額修正

　ヒロセ電機 <6806> [東証Ｐ] が11月1日大引け後(16:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益は前年同期比39.0％減の125億円に落ち込み、通期計画の290億円に対する進捗率は43.4％にとどまり、5年平均の52.3％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益は前年同期比17.1％増の164億円に伸びる計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の500円→440円(前期は500円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比37.9％減の65.7億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の29.5％→19.2％に大幅低下した。

株探ニュース