豪ドル週間見通し:伸び悩みか、豪準備銀行の政策金利は据え置き予想

配信元:フィスコ
投稿:2023/09/30 14:18
*14:18JST 豪ドル週間見通し:伸び悩みか、豪準備銀行の政策金利は据え置き予想 ■強含み、米長期金利動向にらみ豪ドル買い強まる

今週の豪ドル・円は強含み。米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げ観測や長期にわたりピーク金利を据え置くとの見方でリスク回避的な豪ドル売り・円買いが観測された。しかしながら、米長期金利の上昇一服を受けて週後半は豪ドル買い・円売りが活発となり、対円レートは97円に迫った。取引レンジ:94円72銭-96円92銭。

■伸び悩みか、豪準備銀行の政策金利は据え置き予想

来週の豪ドル・円は伸び悩みか。豪準備銀行(中央銀行)理事会では政策金利の据え置きが予想されている。声明におけるインフレに関する見解や、ブロック新総裁の初会見が注目される。なお、8月貿易収支は高水準の黒字継続が見込まれ、黒字幅が市場予想を上回った場合、豪ドルの下支えになりそうだ。

○発表予定の豪主要経済指標・注目イベント
・3日:豪準備銀行が政策金利発表(現行4.10%)
・5日:8月貿易収支(7月:+80.39億豪ドル)

予想レンジ:95円00銭-97円00銭


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配信元: フィスコ