トラースＯＰがＳ高、電気料金６月値上げで省エネ関連の一角に思惑物色◇

　トラース・オン・プロダクト<6696.T>がストップ高。電力大手７社が１６日、６月１日から電気料金の値上げを実施すると発表した。これを受け、エアコンなどで電気使用量が増える夏場に向けて省エネニーズが高まるとの思惑から、関連銘柄の一角に物色の矛先が向かっている。ＡＩ（人工知能）を活用した電力コスト削減システム「ＡＩｒｕｘ８（エーアイラックスエイト）」を展開するトラースＯＰをはじめ、直近好決算を発表した電力削減コンサルのグリムス<3150.T>、省エネ関連事業を手掛けるＳＤＳホールディングス<1711.T>などが高い。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：MINKABU PRESS