英ポンド週間見通し:もみ合いか、国内経済の不透明感残る
配信元:フィスコ
投稿:2023/04/15 14:20
*14:20JST 英ポンド週間見通し:もみ合いか、国内経済の不透明感残る
■堅調推移、日英金利差縮小の思惑は後退
今週のポンド・円は堅調推移。直近発表の経済指標はまちまちの内容だったが、米国金利の先高観はやや後退し、原油先物は上昇していることから、リスク回避のポンド売りは縮小。さらに、日本銀行の植田新総裁が現行の金融緩和策を当面維持するとの見方を伝えたことから、日英金利差縮小の思惑は後退し、リスク選好的なポンド買い・円売りが新たに観測された。取引レンジ:163円82銭-166円84銭。
■もみ合いか、国内経済の不透明感残る
来週のポンド・円はもみ合いか。英インフレ指標の高止まりを受け、英中央銀行は引き締め方針を継続するとの期待は残されており、ポンド買いが先行しそうだ。ただ、その後発表される3月小売売上高で消費の減退が示された場合、国内経済の不透明感からポンド買い・円売りは縮小する可能性がある。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・19日:3月消費者物価コア指数(2月:前年比+6.2%)
・21日:3月小売売高(2月:前月比+1.2%)
予想レンジ:164円00銭-168円00銭
<FA>
今週のポンド・円は堅調推移。直近発表の経済指標はまちまちの内容だったが、米国金利の先高観はやや後退し、原油先物は上昇していることから、リスク回避のポンド売りは縮小。さらに、日本銀行の植田新総裁が現行の金融緩和策を当面維持するとの見方を伝えたことから、日英金利差縮小の思惑は後退し、リスク選好的なポンド買い・円売りが新たに観測された。取引レンジ:163円82銭-166円84銭。
■もみ合いか、国内経済の不透明感残る
来週のポンド・円はもみ合いか。英インフレ指標の高止まりを受け、英中央銀行は引き締め方針を継続するとの期待は残されており、ポンド買いが先行しそうだ。ただ、その後発表される3月小売売上高で消費の減退が示された場合、国内経済の不透明感からポンド買い・円売りは縮小する可能性がある。
○発表予定の英主要経済指標・注目イベント
・19日:3月消費者物価コア指数(2月:前年比+6.2%)
・21日:3月小売売高(2月:前月比+1.2%)
予想レンジ:164円00銭-168円00銭
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