【海外市場の注目ポイント】英中銀MPCなど

著者:MINKABU PRESS
投稿:2023/03/23 14:20
 日本時間午後9時に英中銀の金融政策委員会(MPC)の結果や声明、議事録が発表される。市場では政策金利は現行の4.00%から4.25%に0.25%引き上げられるとの見方が優勢となっている。利上げ幅が前回の0.50%から0.25%に縮小されるのはおおむね織り込み済みで、声明や票の分かれ具合が焦点になっている。前日に発表された2月の英消費者物価指数は、総合、コアとも、前年比の伸びが前月から予想外の加速となった。こうした根強いインフレを受けて0.50%の利上げを主張するメンバーもいて、0.50%の利上げ票と0.25%の利上げ票の差が小さいようであれば、ポンドが買われる可能性がある。
 
 また、日本時間午後11時には2月の米新築住宅販売件数、同24日午前0時には3月のユーロ圏消費者信頼感指数速報値の発表も予定されている。2月の米新築住宅販売件数は、大方の予想が年換算65万戸となっており、前月の同67万戸を下回り、3カ月ぶりに減少するとみられ、3月のユーロ圏消費者信頼感指数速報値は、大方の予想がマイナス18.2となっており、前月のマイナス19.0を上回り、6カ月続けて上昇すると見込まれている。
 
MINKABU PRESS

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