森トラホテル、今期経常を5％上方修正、分配金も65円増額

　森トラスト・ホテルリート投資法人 <3478> [東証Ｒ] が2月24日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。23年2月期の経常利益を従来予想の6.7億円→7億円(前期は11.4億円)に4.8％上方修正し、減益率が41.3％減→38.5％減に縮小する見通しとなった。

　業績好調に伴い、分配金を従来計画の1342円→1407円(前期は2289円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　本投資法人は、2022年11月22日付で、2023年3月1日を合併の効力発生日として、森トラスト総合リート投資法人を吸収合併存続法人、本投資法人を吸収合併消滅法人とする吸収合併を行うことについて決定し、同日付にて合併契約を締結しました。これに伴い、同日付の「2023年2月期の運用状況の予想の修正及び合併交付金の予想に関するお知らせ」にて、2023年2月期（2022年9月1日～2023年2月28日）の運用状況の予想の修正及び本投資法人最終期の営業期間の金銭の分配の代わり金（利益の配当）として支払われる予定の合併交付金の予想（以下「前回予想」といいます。）を公表しました。今般、2022年10月にスタートした全国旅行支援や水際対策の緩和によるホテル業績の回復傾向を受け、前回予想の公表時における各物件に係るホテルの運営状況の予想に対して実績が上回ったことによる賃料の上振れ、また、本合併に関連した一時的な費用の一部確定等により、前回予想との差異が生じる見込みであることから、2023年2月期（2022年9月1日～2023年2月28日）の運用状況の予想の修正及び合併交付金の予想の修正を行うものです。なお、本合併後の吸収合併存続法人であるMTRの運用状況及び1口当たり分配金の予想については、MTR及び本投資法人が2022年11月22日付で公表しました「森トラスト総合リート投資法人と森トラスト・ホテルリート投資法人の合併後の2023年8月期の運用状況及び分配金の予想に関するお知らせ」をご参照ください。