アジア株 総じて下落、上海株は反発

著者:MINKABU PRESS
投稿:2023/02/13 18:29
東京時間18:10現在
香港ハンセン指数   21164.42(-26.00 -0.12%)
中国上海総合指数  3284.16(+23.49 +0.72%)
台湾加権指数     15544.28(-42.37 -0.27%)
韓国総合株価指数  2452.70(-17.03 -0.69%)
豪ASX200指数    7417.75(-15.91 -0.21%)
インドSENSEX30種  60448.07(-234.63 -0.39%)

 13日のアジア株は総じて下落。上海株は反発。中国の景気回復期待などを背景に買いが広がった。香港株は小幅続落。偵察用気球の問題で米中間の緊張が高まるとの警戒感から、一時1.8%超の下げとなった。売り一巡後は下げ幅を大きく縮小した。台湾株は小幅続落。前週末のナスダックの下げなどを背景に半導体メーカーの台湾積体電路製造(TSMC)などハイテク関連株を中心に売られた。
   
 上海総合指数は反発。酒造会社の貴州茅臺酒、建設機械メーカーの三一重工、医薬品メーカーの江蘇恒瑞医薬(ジャンスー・ハンルイ・メディシン)、免税品などの販売会社の中国旅遊集団中免、セメントメーカーの安徽海螺水泥(コンチセメント)、通信会社の中国電信(チャイナ・テレコム)が買われた。
   
 香港ハンセン指数は小幅続落。ビール会社の華潤ビール(チャイナ・リソーシズ・ビール)、乳製品メーカーの中国蒙牛乳業(チャイナ・モンニウ・デイリー)、スポーツ用品メーカーの李寧(リー・ニン)が買われる一方で、領展房地産投資信託基金(リンクリート)、多角経営企業の新世界発展(ニューワールド・ディベロップメント)、電子商取引のJDドットコムが売られた。
   
 豪ASX200指数は小幅続落。石油・ガス会社のウッドサイド・エナジー・グループ、保険会社のQBEインシュアランス・グループが買われる一方で、銀行大手のオーストラリア・コモンウエルス銀行、資源・鉱山会社のBHPグループ、小売りチェーンなど多角経営企業のウェスファーマーズが売られた。

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)