自動車株が総じて上昇、米雇用統計と日銀人事への思惑で円安が加速し追い風材料に◇
トヨタ自動車<7203.T>、ホンダ<7267.T>、日産自動車<7201.T>など自動車株に高いものが目立つ。前週末発表された1月の米雇用統計で、非農業部門の雇用者数の伸びが事前予想を大幅に上回り米経済の強さが確認されたことで、外国為替市場で急速にドル買い・円売りの動きが生じた。更に、きょうは次期日銀総裁人事で雨宮正佳副総裁に打診が入ったとの報道がなされるなか、次期総裁が雨宮氏の場合は金融政策の急な修正は行われない可能性が高いとの見方が広がり、1ドル=132円台前半まで改めて円が売り直される展開となった。そうしたなか、輸出株の中でもとりわけ為替感応度の高い自動車セクターは輸出採算改善思惑から買いが誘導されている。
(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。
出所:MINKABU PRESS
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