ISM指数受けドル買いの反応 雇用が50を回復=NY為替速報

著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/12/06 00:25
 日本時間0時に発表になった11月のISM非製造業景気指数は56.5と予想を上回り、前回から上昇した。新規受注は低下が続いているものの、雇用が判断基準である50を回復している。また、仕入価格も70の水準を維持しており、サービス業のインフレが根強く続いていることが示されている。パウエルFRB議長は先週の講演で、サービス業のコアインフレは、今後の全体のコアインフレを理解する上で最も重要なカテゴリーかもしれないと指摘していた。

 この発表を受けて為替市場ではドル買いの反応が出ており、ドル円は136円台に上昇している。ユーロドルは1.05ドル台前半に下落。

ISM非製造業景気指数(11月)00:00
結果 56.5
予想 53.4 前回 54.4

ISM非製造業景気指数(11月)詳細 
総合   56.5(54.4)
事業活動 64.7(55.7)
新規受注 56.0(56.5)
雇用   51.5(49.1)
入荷水準 53.8(56.2)

仕入価格 70.0(70.7)
輸出   38.4(47.7)
輸入   59.5(50.4)
()は前回

USD/JPY 136.09 EUR/USD 1.0529 GBP/USD 1.2218

MINKABU PRESS編集部 野沢卓美

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