電気興、今期経常を一転11％減益に下方修正

　電気興業 <6706> [東証Ｐ] が11月11日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は9億円の赤字(前年同期は1.8億円の赤字)に赤字幅が拡大し、従来の4.5億円の赤字予想からも赤字幅を拡大して着地。
　併せて、通期の同利益を従来予想の9億円→4億円(前期は4.4億円)に55.6％下方修正し、一転して10.7％減益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の13億円に急拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は3.4億円の赤字(前年同期は1.4億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の2.0％→-3.6％に急悪化した。

株探ニュース