ジーエル、今期経常を一転29%増益に上方修正・最高益、配当も5円増額

配信元:株探
投稿:2022/10/31 15:30
 ジーエルサイエンス <7705> [東証S] が10月31日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の49.6億円→64.6億円(前期は49.9億円)に30.2%上方修正し、一転して29.3%増益を見込み、3期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の22.2億円→31.1億円(前年同期は21.7億円)に40.1%上方修正し、増益率が2.3%増→43.3%増に拡大し、従来の3期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の45円→50円(前期は50円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社グループの当第2四半期累計期間の連結売上高につきましては、分析機器事業において原材料価格の上昇等があったものの販売価格の改定により底堅く推移しました。また、半導体事業においては、半導体製造プロセスにおける消耗品の底堅い需要による高水準の受注継続、中国子会社の設備投資等を主とする増産対策効果などにより、前回発表予想を上回る見込みであります。 損益につきましても、特に半導体事業の増収等に伴い営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する四半期純利益ともに予想を上回る見込みであります。 また、通期業績につきましても、第2四半期累計期間の業績を踏まえて修正いたします。

  当社は、今後の事業拡大に向けた内部資金の確保と株主の皆様への長期にわたる安定的な配当を念頭に、財政状態、利益水準、配当性向などを総合的に勘案して利益配分を実施することとしており、急速な技術革新や競争力の維持・強化に対応した設備投資を行うとともに、長期的な観点に立って安定した配当を継続する方針です。 当期は、上記のとおり、売上高から当期純利益までの通期業績予想の上方修正を踏まえ、財政状態、利益水準や配当性向などを総合的に勘案いたしました結果、期末配当を当初予想に対して5円増配の1株当たり50円に修正することといたしました。 (注)上記予想数値は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の数値は、今後様々な要因により異なる可能性があります。
配信元: 株探

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