蔵王産業、上期経常は一転7％増益で上振れ着地

　蔵王産業 <9986> [東証Ｓ] が10月31日大引け後(15:00)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比7.3％増の6.3億円に伸び、従来の10.7％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の11.6億円に対する進捗率は54.1％に達し、5年平均の43.9％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益は前年同期比28.4％減の5.3億円に減る計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常利益は前年同期比15.0％減の2.9億円に減り、売上営業利益率は前年同期の15.0％→13.2％に低下した。

株探ニュース