アジア株 香港株は下落も下値は限定的、底打ち期待 自社株買いが9月に過去最高を更新

著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/10/06 14:13
アジア株 香港株は下落も下値は限定的、底打ち期待 自社株買いが9月に過去最高を更新

東京時間13:55現在
香港ハンセン指数   18010.18(-77.79 -0.43%)
中国上海総合指数  3024.39(休場)
台湾加権指数     13832.67(+31.24 +0.23%)
韓国総合株価指数  2247.73(+32.51 +1.47%)
豪ASX200指数    6817.30(+1.62 +0.02%)
インドSENSEX30種  58515.69(+450.22 +0.78%)

アジア株はまちまち。世界的な金融引き締め減速期待が続いている一方で、前日に大幅高となったことから利益確定の売りも出ている。

香港株は反落も下値は限定的、米積極利上げ姿勢緩和期待の買いが続いている。香港は米ドルに連動するペッグ制を採用していることから金融政策を米国に連動させている。そのため、米国が利上げ幅を縮小すれば、香港の基準金利も利上げ幅が縮小される。

香港市場に上場している企業の自社株買い金額が9月に過去最高を記録したほか、中国本土から資金が流入していることから、香港株の底打ち期待が高まっている。

ただ、中国の感染再拡大は懸念されている。中国全体の5日の新規感染者数は1000人を超え、約1カ月ぶりの高水準を記録した。中国は今週いっぱい国慶節で休みとなっており、この連休中の感染拡大が警戒されている。休み中の金融引き締め減速期待や、それに伴う世界株高を受け、連休明けの中国株は大幅上昇することが期待されているが、感染状況次第では下落して始まる可能性もある。

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)