午後:債券サマリー 先物は続伸、10年債入札結果は順調
4日の債券市場で、先物中心限月12月限は5日続伸。前日の米長期債相場が反発(金利は低下)したことや、この日に実施された10年債入札が順調な結果となったことが買い手掛かりとなった。
債券先物は買い優勢でスタート。3日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した9月の米製造業景況感指数が低調な内容だったことを受け、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めペースが緩むとの見方から米長期金利が低下した流れが東京市場に波及した。その後は財務省による10年債入札を控えて上値が重くなる場面もあったが、午後に入って入札結果が明らかになると債券先物は上げ幅を拡大。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が2銭と前回(9月1日)の4銭から縮小し、応札倍率が5.55倍と前回の4.01倍を上回ったことで買い安心感が広がり、一時149円05銭まで上伸した。
先物12月限の終値は前日比47銭高の149円03銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.015%低下の0.225%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
債券先物は買い優勢でスタート。3日に米サプライマネジメント協会(ISM)が発表した9月の米製造業景況感指数が低調な内容だったことを受け、米連邦準備理事会(FRB)の金融引き締めペースが緩むとの見方から米長期金利が低下した流れが東京市場に波及した。その後は財務省による10年債入札を控えて上値が重くなる場面もあったが、午後に入って入札結果が明らかになると債券先物は上げ幅を拡大。小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)が2銭と前回(9月1日)の4銭から縮小し、応札倍率が5.55倍と前回の4.01倍を上回ったことで買い安心感が広がり、一時149円05銭まで上伸した。
先物12月限の終値は前日比47銭高の149円03銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.015%低下の0.225%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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