西武HD、今期経常を56%下方修正

配信元:株探
投稿:2022/09/29 15:00
 西武ホールディングス <9024> [東証P] が9月29日大引け後(15:00)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常損益を従来予想の250億円の黒字→110億円の黒字(前期は174億円の赤字)に56.0%下方修正した。
 同時に、4-9月期(上期)の連結経常損益も従来予想の110億円の黒字→100億円の黒字(前年同期は73.6億円の赤字)に9.1%下方修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2022年8月以降の業績の動向等や本日公表の「(開示事項の経過)子会社における固定資産の譲渡および特別利益・特別損失の計上に関するお知らせ」で公表した事項等に伴う影響を踏まえ修正するものです。 2023年3月期第2四半期(累計)連結業績予想における営業収益につきましては、新型コロナウイルス感染症は収束に向かい、国内景気が段階的に回復していくものと想定しておりましたが、足元の回復状況は想定より遅れており、鉄道業の運輸収入も想定を下回った水準で推移していること等により、2022年5月12日公表数値を下回る見通しです。営業収益が同公表数値を下回る見通しであることから、営業利益、償却前営業利益、経常利益も同公表数値を下回る見通しです。親会社株主に帰属する四半期純利益については、同日公表の「(開示事項の経過)子会社における固定資産の譲渡および特別利益・特別損失の計上に関するお知らせ」のとおり、ザ・プリンス パークタワー東京等4物件を2022年9月30日に譲渡することが確定したことにより、同公表数値を上回る見通しであります。 2023年3月期通期連結業績予想における営業収益につきましては、2023年3月期第2四半期(累計)連結業績予想と同様の理由により鉄道業の運輸収入、国内ホテル業の宿泊需要が同公表数値の想定より下回ることや、インバウンド需要についても、外国人の新規入国制限見直し等、2022年10月11日以降に水際対策措置が見直されるものの、本格的な回復には時間を要することを想定しているほか、前述の4物件の譲渡に伴う、同公表数値対比での減収を見込んでおります。なお、鉄道業の運輸収入は通期で84,073百万円(2022年5月12日公表数値比△10.8%)、国内ホテル業のRevPARは通期で8,284円(同公表数値比△1,948円)となる見通しであります。各種経費のコントロールや前述の4物件の譲渡により、通期の固定費は2020年3月期比で 24,000 百万円程度を削減する見通し(2022年5月12日に公表した業績予想における削減見込:17,000 百万円)でありますが、営業収益が想定を下回る見通しであることから、営業利益、償却前営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益は当初想定より下回る見通しであります。(注)本資料に記載されている当社グループの業績予想、目標、計画、予想その他の将来情報については、本資料の発表日時点において入手可能な情報に基づき作成した当該時点における当社の判断又は考えに過ぎず、実際の当社グループの業績、財政状態その他の結果は、国内外の政治、経済、金融情勢の変動や、当社グループの中期経営計画において意図する施策の状況その他の本資料の作成時点で不確実な要素等により、本資料の内容又は本資料から推測される内容と大きく異なる場合があります。
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