窪田製薬HDはストップ安ウリ気配、スターガルト病治療薬候補の第3臨床試験で優位性達成できず

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/08/15 14:06
 窪田製薬ホールディングス<4596.T>はストップ安ウリ気配。12日取引終了後、同社は「エミクススタト塩酸塩」のスターガルト病を適応症とした第3相臨床試験において、主要項目でエミクススタト投与群のプラセボ(偽薬)投与群に対する優位性を達成しなかったと発表した。データのトップライン解析の結果、主要評価項目及び副次的評価項目の二群間の優位差が統計的に示されず、またその差は臨床的に意味のあるものではなかったという。同社では、22年12月期の連結業績への影響は精査中としており、業績予想の修正が必要となった場合は速やかに開示するとしている。

 同時に、同社は第三者割当による新株予約権の発行を発表した。バークレイズ・バンクに新株予約権を10万個割り当てる。調達額は約27億3500万円で医療機器の営業・マーケティング費用や研究開発・製造資金、運転資金などに充てる。希薄化率は最大で20.47%の見込み。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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