ライオン、上期最終は一転2％増益で上振れ着地

　ライオン <4912> [東証Ｐ] が8月8日大引け後(15:00)に決算(国際会計基準=IFRS)を発表。22年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結最終利益は前年同期比2.2％増の110億円となり、従来の16.8％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の200億円に対する進捗率は55.3％に達し、5年平均の49.3％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結最終利益は前年同期比30.9％減の89.4億円に落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結最終利益は前年同期比34.9％減の31.6億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の6.5％→3.8％に悪化した。

株探ニュース