概況からBRICsを知ろう インドSENSEX指数は3日ぶりに反発、景気の回復観測が好感
配信元:フィスコ
投稿:2022/07/28 10:10
【ブラジル】ボベスパ指数 101437.96 +1.67%
27日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1666.27ポイント高(+1.67%)の101437.96取引を終了した。99771.55から101471.00まで上昇した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。欧米株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、米利上げペースの鈍化期待もブラジルなど新興国からの資金流出懸念を後退させた。ほかに、原油価格の上昇などが資源セクターの物色手掛かりとなった。
【ロシア】MICEX指数 2196.22 +0.17%
27日のロシア株式市場は4日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比3.80ポイント高(+0.17%)の2196.22で取引を終了した。2184.71から2220.82まで上昇した。
売りが先行した後は買い戻され、その後はプラス圏で一進一退の展開を示した。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、通貨ルーブルが対米ドルで大幅に反落したことがロシア株の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 55816.32 +0.99%
27日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比547.83ポイント高(+0.99%)の55816.32、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同157.95ポイント高(+0.96%)の16641.80で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。景気の回復観測が好感された。港湾が取り扱う貨物量は4-6月期に11%増加したと報告された。また、景気対策への期待なども引き続き好材料視された。ほかに、欧州市場の上昇などが終盤の買いにつながったもようだ。
【中国本土】上海総合指数 3275.76 -0.05%
27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.68ポイント安(-0.05%)の3275.76ポイントと小反落した。
中国経済の先行きが不安視される流れ。国際通貨基金(IMF)は26日に発表した最新の世界経済見通し(WEO)で、中国の2022年GDP(国内総生産)成長率予想を4.4→3.3%に下方修正した。新型コロナウイルス禍に加え、不動産市場の問題が中国経済の下振れリスクになると指摘している。ただ、下値は限定的。中国当局が産業支援策を相次ぎ打ち出していることが支えだ。工業企業の業績回復も期待される。中国国家統計局が取引時間中に公表した6月の工業企業利益は前年同月比で0.8%増となり、5月の6.5%減からプラス成長に回復した。
<NH>
27日のブラジル株式市場は反発。主要指標のボベスパ指数は前日比1666.27ポイント高(+1.67%)の101437.96取引を終了した。99771.55から101471.00まで上昇した。
終始プラス圏で推移し、終盤に上げ幅を拡大させた。欧米株高が好感され、ブラジル株にも買いが広がった。また、米利上げペースの鈍化期待もブラジルなど新興国からの資金流出懸念を後退させた。ほかに、原油価格の上昇などが資源セクターの物色手掛かりとなった。
【ロシア】MICEX指数 2196.22 +0.17%
27日のロシア株式市場は4日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比3.80ポイント高(+0.17%)の2196.22で取引を終了した。2184.71から2220.82まで上昇した。
売りが先行した後は買い戻され、その後はプラス圏で一進一退の展開を示した。原油価格の上昇が資源セクターの物色手掛かり。また、欧米市場の上昇も買い安心感を与えた。一方、指数の上値は重い。連日の上昇で足元では高値警戒感が強まったほか、通貨ルーブルが対米ドルで大幅に反落したことがロシア株の足かせとなった。
【インド】SENSEX指数 55816.32 +0.99%
27日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比547.83ポイント高(+0.99%)の55816.32、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同157.95ポイント高(+0.96%)の16641.80で取引を終えた。
買いが先行した後は上げ幅をじりじりと拡大させた。景気の回復観測が好感された。港湾が取り扱う貨物量は4-6月期に11%増加したと報告された。また、景気対策への期待なども引き続き好材料視された。ほかに、欧州市場の上昇などが終盤の買いにつながったもようだ。
【中国本土】上海総合指数 3275.76 -0.05%
27日の上海総合指数は、主要指標の上海総合指数が前日比1.68ポイント安(-0.05%)の3275.76ポイントと小反落した。
中国経済の先行きが不安視される流れ。国際通貨基金(IMF)は26日に発表した最新の世界経済見通し(WEO)で、中国の2022年GDP(国内総生産)成長率予想を4.4→3.3%に下方修正した。新型コロナウイルス禍に加え、不動産市場の問題が中国経済の下振れリスクになると指摘している。ただ、下値は限定的。中国当局が産業支援策を相次ぎ打ち出していることが支えだ。工業企業の業績回復も期待される。中国国家統計局が取引時間中に公表した6月の工業企業利益は前年同月比で0.8%増となり、5月の6.5%減からプラス成長に回復した。
<NH>
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