買取王国、今期経常を一転7％増益に上方修正

　買取王国 <3181> [東証Ｓ] が7月14日大引け後(15:30)に決算を発表。23年2月期第1四半期(3-5月)の経常利益(非連結)は前年同期比56.6％増の1億1900万円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の1億5000万円→2億3400万円(前期は2億1900万円)に56.0％上方修正し、一転して6.8％増益見通しとなった。
　同時に、3-8月期(上期)の同利益を従来予想の6200万円→1億3600万円(前年同期は5800万円)に2.2倍上方修正し、増益率が6.9％増→2.3倍に拡大し、9期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。

　また、期末一括配当は引き続き未定とした。

　直近3ヵ月の実績である3-5月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の5.9％→8.0％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　新型コロナウイルスに関する規制緩和により、人流の回復が小売業界にプラス影響をもたらしております。また、世界的なSDGｓの推進、金相場の高騰などがリユース市場の拡大に寄与しております。当社はこのような外部環境に合わせて様々な取組みを推進してまいりました。既存店舗のリニューアルを順次進める他に、トレーディングカードAI読取システムを一部の店舗に導入して、トレーディングカードの買取強化をしております。また、前期よりおたから買取専門店業態を新たに出店しました。その結果、多くのお客様に満足していただき、各商材が順調に推移することが見込めるようになったため、2023年２月期の業績予想を上記の通り修正いたします。