まもなくゴールデンウィークに突入します。
今年のゴールデンウィークは2日と6日がお休みできれば10連休となり長期休暇を満喫される方も多いかもしれません。連休明けに休みボケで投資家にとっての大事なイベントが抜けてしまう・・・こういったことがあるかもしれません。
そこで今回は押えておきたい投資イベントをお伝えしておきます。日程的に押えておかなくてはいけないイベントが2つあります。
1つ目は【FOMC(米連邦公開市場委員会)】です。
FOMC(米連邦公開市場委員会)は日本でいうところの「日銀政策決定会合」で、米国の金融政策を決定する会合です。今年は5月3日~4日に開催されます。
今回は0.5%の利上げの可能性もあり得ますが、金利引き上げ発表後に、パウエル議長が今の米国経済やインフレに対してどのようにみているのかのニュアンス次第で株価や為替が大きく動く可能性があります。場合によっては更なる金融引き締め強化の可能性もありそうで、その場合はさらに米長期金利が上昇し、米国株(特にハイテク株)が急落する可能性もあるでしょう。
2つ目は【決算発表日】です。
決算発表日は5月9日から5月13日までが多く、13日にピークを迎えます。決算発表が出揃った5月16日以降は、今期の会社予想を受けて株価が大きく動く可能性があります。決算発表は株価が大きく動く材料ですので、持っている銘柄の決算発表日は調べておきましょう。
こうやって考えると今年は・・・
連休中のFOMCで「更なる金融引き締めが必要」とのニュアンスが強まり米国株急落。6日の日本株市場で株価急落。週明けの決算発表本格化で【企業業績の伸び悩み懸念により株価下落】が、悲観的シナリオとして考えられそうです。
逆に楽観的シナリオとしては・・・
連休中のFOMCで「インフレ懸念が和らいでいる」とのニュアンスから金融引き締めへの懸念が薄まり米国株上昇。6日の日本株市場でも株価上昇。週明けの決算発表本格化で、 【企業業績の堅調さが評価され株価上昇】がありそうです。(ただ個人的にはどちらかというと今年は悲観的シナリオに近いかもしれないと考えています・・・)
いずれにせよ今年はゴールデンウィーク前と後で相場も様変わりする可能性があります。今のうちにしっかりと準備しておきましょうね。
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