【注目3選】急騰後の押し目を狙う監視銘柄-あすなろ投資顧問CEO大石やすし

投稿:2022/04/02 09:00

◆True Data(4416)

全国の消費者購買データを扱うビッグデータプラットフォームを運営。
昨日はプラネット(2391)と業務提携し、POSデータクレンジングサービスを共同開発することを発表。流通業界などのDX推進に貢献し、公共の福祉に寄与する協業を展開するもので、その第一弾としている。4/1前場はストップ高となっており買い付けが容易ではないが、今後は第二弾、第三弾の好材料出現が期待できるため押し目は監視。

オリジン(6513)

電源機器や半導体デバイスを製造。
昨日は2022年3月期の営業利益予想を従来の8億円から18億円に増額することを発表。前期の9億400万円の赤字から損益が大幅に改善することになる。懸案されていた部材調達が想定以上に確保できたこと、メカトロニクス事業の光学レンズ貼合装置が期末日までに売り上がったこと、円安進行などが背景のようだ。4/1前場はストップ高。このような時価総額100億前後の銘柄で黒転決算は狙われやすいと見る。短期的には利益確定売りが出ることを想定して押し目を監視。

スター・マイカ・ホールディングス(2975)

リノベマンション事業や中古マンション売買事業を展開。
昨日は22年11月期の営業利益予想を従来の47億8600万円から56億4300万円に増額することを発表。前期実績からの増益率は31.7%に拡大することになる。不動産業界ではリノベマンションの価格上昇が顕著となっており、同銘柄には追い風が吹いている。また、同時に中間、期末配当計画も17円から19円にそれぞれ増額しポジティブ材料が株価を刺激。4/1前場はストップ高となっているが、今後は下値を切り上げながら2019年高値2018円を目指す展開が期待できると見る。

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大石やすし
人とAIの二刀流ーあすなろ投資顧問 CEO
配信元: 達人の予想