NY為替:日本円は全面安、日銀金融緩和策継続の思惑

配信元:フィスコ
投稿:2022/03/23 06:38
22日のニューヨーク外為市場でドル・円は、120円91銭から120円38銭まで反落したが、120円77銭で引けた。連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長に加え、他の高官も引き締めぺースを加速させる必要性を指摘したため5月連邦公開市場委員会(FOMC)での50ベーシスポイントの利上げを織り込むドル買いが強まった。日本銀行の金融緩和解除は当面先になるとの見方に円売りに拍車がかかった。

ユーロ・ドルは1.1000ドルから1.1046ドルまで上昇し、1.1030ドルで引けた。欧州中央銀行(ECB)のデギンドス副総裁のタカ派発言を受けて、欧州中央銀行(ECB)の年内の利上げを織り込むユーロ買いも強まった。ユーロ・円は133円33銭まで上昇後、132円69銭まで反落したが、その後133円台前半まで戻した。ポンド・ドルは1.3220ドルから1.3274ドルまで上昇した。ドル・スイスは0.9336フランから0.9314フランまで下落した。

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配信元: フィスコ