NY株式市場(15日)米国10年債利回りが再び2.0%超えー1月生産者物価指数は予想を上回る
15日のニューヨーク株式市場でダウ平均は買い先行で取引が始まりそうだ。
緊張感が高まっていたウクライナ情勢をめぐっては、ロシア軍の一部部隊が軍事演習後に本部に帰還したとの報道から、過度な地政学的リスクが後退しよう。ダウ平均は前日までの3日続落で1100ドル以上下落した反動から買い戻し先行で取引スタートとなりそうだ。寄り付きでは前日の下げ分(171ドル)を取り戻す局面が見られよう。
ただ、注目されているウクライナ情勢をめぐる緊張感が完全に払拭されるには至っていないことから、15日に開かれるドイツとロシアの首脳会談の行方を注意深く見守る必要があるだろう。このほか、取引開始前に発表された1月の生産者物価指数=PPIが前月比で+1.0%と市場予想(+0.5%)を上回る内容となった。PPIの発表を受けた米国10年債利回りは再び2%を超えて強含んでいることから相場の上値は限定的となりそうで、FRBによる早期利上げ観測は根強い相場環境が継続しそうな1日となる。
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