アジア株 まちまち、香港ハンセンは大幅高

著者:MINKABU PRESS
投稿:2022/01/20 18:20
東京時間17:54現在
香港ハンセン指数   24952.35(+824.50 +3.42%)
中国上海総合指数  3555.06(-3.12 -0.09%)
台湾加権指数     18218.28(-9.18 -0.05%)
韓国総合株価指数  2862.68(+20.40 +0.72%)
豪ASX200指数    7342.39(+9.89 +0.13%)
インドSENSEX30種  59308.92(-789.90 -1.31%)

 20日のアジア株は、まちまち。中国人民銀行による政策金利引き下げなどを受けて、朝から香港ハンセン指数が力強い動きを見せたが、中国本土株は小幅ながらマイナス圏に。豪ASXは小幅高、台湾加権はマイナス圏となった。

 上海総合指数は小幅続落。時価総額が他を引き離して大きい酒造会社の貴州茅臺酒が3%高で全体を押し上げたほか、招商銀行、工商銀行、平安保険など、銀行・保険株の上昇が見られた。一方で、石油大手ペトロチャイナ、不動産の保利置業、レアアースの中国北方稀土などが軟調。
   
 香港ハンセン指数は朝から買いが目立つ展開。午後に入っても上昇基調が継続し、3%を超える大幅高に。中国人民銀行が1年物及び5年物のローンプライムレート引き下げ、不動産開発の碧桂園(カントリー・ガーデン・サービス)が15%を超える上昇を見せるなど、大幅高となったほか、食品デリバリー・電子商取引の美団が約11%の上昇。ヘルスケア情報などのアリババヘルスインフォメーションテクノロジーが7%超の上昇となった。
   
 豪ASX200指数は小反発。素材関連が強く、BHPビリトン、リオティントなどの鉱山関連、フォーテスキューメタルズ、ニュークレストマイニングなど鉱物探査などが強いが、銀行株などが軟調で、全体を押し下げた。

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