年内の大型イベントは終了、クリスマスムードが方向感を限定=東京為替前場概況
東京外為市場でドル円は113円後半で推移。一時113.86円付近まで水準を切り上げたが上値は重く、ニューヨーク時間帯の安値レベルで取引されている。今週の米連邦公開市場委員会(FOMC)後のドル高や円安は一時的だった。
ユーロ円は128.98円付近まで強含んだ後、128円後半で重い。欧州中央銀行(ECB)理事会が行われた前日には129円後半まで上昇する場面があったが、戻りが失速したような格好となっている。英中銀の利上げでもポンド円の戻りは重く、151円半ばで推移。
インフレ高進を背景に英中銀や米連邦準備制度理事会(FRB)は仕方なく金融緩和を転換させている。コロナの根強い流行でサプライチェーンの混乱が続く見通しであり、楽観的な見通しが背景となった引き締めではないことがドル高やポンド高を抑制しているようだ。ただ、FOMCなど年内の主要なイベントを通過し、クリスマス相場に入っていることも方向感を限定的している。
MINKABU PRESS
ユーロ円は128.98円付近まで強含んだ後、128円後半で重い。欧州中央銀行(ECB)理事会が行われた前日には129円後半まで上昇する場面があったが、戻りが失速したような格好となっている。英中銀の利上げでもポンド円の戻りは重く、151円半ばで推移。
インフレ高進を背景に英中銀や米連邦準備制度理事会(FRB)は仕方なく金融緩和を転換させている。コロナの根強い流行でサプライチェーンの混乱が続く見通しであり、楽観的な見通しが背景となった引き締めではないことがドル高やポンド高を抑制しているようだ。ただ、FOMCなど年内の主要なイベントを通過し、クリスマス相場に入っていることも方向感を限定的している。
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このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。
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