NY株式市場(9日)ダウ平均は戻り売り圧力が根強い相場展開か⁈ー米国10年債利回りは再び1.5%台割れ
9日のニューヨーク株式市場でダウ平均は軟調な取引スタートとなりそうだ。
ダウ平均は、前日に続いて直近の株価上昇に伴う戻り売り圧力が根強い相場環境となりそう。寄り付きでは、前日の日中安値(3万5602ドル)や短期的な下値サポート・ラインとして20日移動平均線(3万5471ドル)が強く意識されそうだ。
ただ、取引開始前に発表された週間ベースの新規失業保険申請件数は、18.4万件と市場予想(22.0万件)を大きく下回り1969年9月以来約52年ぶりの低水準となったことから、大きく売り込む動きは限定的となりそうなほか、米国10年債利回りが再び1.5%台を割り込んでいることからハイテク株には底堅く推移する銘柄が目立ちそうな1日となる。
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