アジア株 香港株は大幅反発、アリババや不動産株に買い 上海株は上値重い、米中関係悪化懸念

著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/12/07 14:15
アジア株 香港株は大幅反発、アリババや不動産株に買い 上海株は上値重い、米中関係悪化懸念

東京時間14:03現在
香港ハンセン指数   23729.99(+380.61 +1.63%)
中国上海総合指数  3593.73(+4.43 +0.12%)
台湾加権指数     17696.38(+8.17 +0.05%)
韓国総合株価指数  2986.14(+12.89 +0.43%)
豪ASX200指数    7319.60(+74.53 +1.03%)
インドSENSEX30種  57366.64(+619.50 +1.09%)

アジア株は軒並み上昇。オミクロン株に対する警戒感が和らいでいるもよう。

香港株は大幅反発。前日に上場来安値をつけたアリババが9%超上昇している。同社CEOとコマース部門責任者の交代を発表したことが材料視されているもよう。
九龍倉置業地産投資や中国海外発展、龍湖集団など不動産関連株は大幅高となっている。中国共産党指導部は6日、不動産市場の低迷が2022年の経済成長を妨げる恐れがあるとして、不動産市場に対する締め付けを緩和する姿勢を示した。

上海株は上値の重い展開、一時マイナス圏に沈む場面も見られた。米中関係悪化が懸念されているもよう。バイデン米政権は6日、新疆ウイグル自治区での虐殺や人権侵害を理由に北京冬季五輪の「外交的ボイコット」を行うと発表した。
きょう発表された中国11月の貿易統計は、輸出が前年同月比で22%増、輸入は31.7%増と、輸出入ともに予想を上回る結果となった。

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)