アジア株 香港株は大幅続落、2万5000の大台割れ アリババが急落、純利益81%減少で失望売り

著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/11/19 11:20
アジア株 香港株は大幅続落、2万5000の大台割れ アリババが急落、純利益81%減少で失望売り

東京時間11:03現在
香港ハンセン指数   24984.15(-335.57 -1.33%)
中国上海総合指数  3527.83(+7.12 +0.20%)
台湾加権指数     17885.19(+43.82 +0.25%)
韓国総合株価指数  2958.50(+11.12 +0.38%)
豪ASX200指数    7380.60(+1.40 +0.02%)

アジア株はまちまち。香港以外は小動き、週末を前に積極的な売買は手控えれているもよう。

香港株は大幅続落、約1週間ぶりに2万5000の大台を割り込んでいる。アリババ決算に失望しており、ハイテク関連を中心に幅広い銘柄が売られている。アリババは10%急落、約6週間ぶり安値をつけている。同社が18日に発表した第2四半期決算は純利益が前年同期比81%減の53億7000万元だった。前年同期の287億7000万元から大幅な減少となった。また、中国当局による規制強化や他社との競争激化の影響を受け、2022年度通期の売上高は前年比20~23%増になるとの見通しを発表、市場予想の27%に届かなかったことも嫌気されている。

韓国で新たに3034人のコロナ感染者が確認された。過去最多を記録した前日から減少したものの3日連続で300人台を記録、高止まりしている。今月1日に「ウィズコロナ」体制に移行してから首都ソウルを中心に感染者数は増加傾向にあるが、政府は今のところ「ウィズコロナ」措置を中断することは考えていないとしている。

このニュースはみんかぶ(FX/為替)から転載しています。

配信元: みんかぶ(FX/為替)