アジア株は上昇 香港株は5週間ぶり高値 上海株はプラス圏を回復、政策期待の買い

アジア株は上昇　香港株は5週間ぶり高値　上海株はプラス圏を回復、政策期待の買い

東京時間11:06現在
香港ハンセン指数　　 25705.52（+295.77　+1.16%）
中国上海総合指数　 3578.95（+10.81　+0.30%）
台湾加権指数　　　　 16850.09（+144.63　+0.87%）
韓国総合株価指数　 3029.18（+22.50　+0.75%）
豪ＡＳＸ２００指数　　　 7398.70（+17.63　+0.24%）

アジア株は軒並み上昇。きのうのナスダック高を好感して、ハイテクや通信サービス関連が総じて上昇している。

香港株は5週間ぶり高値をつけている。資本財やハイテク、生活必需品など幅広い銘柄が買われている。
台湾株は0.87%高、台湾積体電路製造や聯発科技など半導体関連の上げが目立つ。
韓国市場でもサムスン電子やSKハイニックスなどハイテク関連が買われている。北朝鮮が飛翔体を発射したとの報道が伝わっているが、韓国市場への影響は特に見られない。

上海株は小幅続落して始まったが、すぐにプラス圏を回復している。中国景気鈍化に対する懸念は高まっているものの、景気下支えのために中国政府が何らかの政策を講じるとの見方が強まっている。きのう発表された中国第3四半期GDPは前年比+4.9%と、前回の+7.9%から大きく鈍化した。中国恒大集団を中心に不動産業界全体の経営難や、エネルギー価格の高騰、電力不足などを受け、第4四半期にはさらに成長が鈍化すると予想されている。