午後:債券サマリー 先物は上昇、5年債入札は無難に通過
14日の債券市場で、先物中心限月12月限は上昇。前日の米長期債相場が続伸(金利は低下)したことが国内債の買いにつながった。
米労働省が13日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比5.4%の上昇と市場予想(5.3%程度の上昇)を上回ったが、エネルギー・食品を除いたコア指数は同4.0%の上昇となり市場予想と同じだったことから過度なインフレ懸念が後退。同日に実施された米30年債入札が好調な結果だったこともあって米長期金利は1.53%台に低下し、これが国内の債券相場を押し上げた。この日に財務省が実施した5年債入札を無難に通過したことも安心感を誘い、債券先物は午後に入っても堅調に推移した。なお、入札結果は応札倍率が3.86倍と前回の4.42倍を下回ったものの、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)は1銭と前回(9月9日)と同じだった。
先物12月限の終値は前日比12銭高の151円37銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の0.080%だった。
出所:MINKABU PRESS
米労働省が13日発表した9月の消費者物価指数(CPI)は前年同月比5.4%の上昇と市場予想(5.3%程度の上昇)を上回ったが、エネルギー・食品を除いたコア指数は同4.0%の上昇となり市場予想と同じだったことから過度なインフレ懸念が後退。同日に実施された米30年債入札が好調な結果だったこともあって米長期金利は1.53%台に低下し、これが国内の債券相場を押し上げた。この日に財務省が実施した5年債入札を無難に通過したことも安心感を誘い、債券先物は午後に入っても堅調に推移した。なお、入札結果は応札倍率が3.86倍と前回の4.42倍を下回ったものの、小さければ好調とされるテール(平均落札価格と最低落札価格の差)は1銭と前回(9月9日)と同じだった。
先物12月限の終値は前日比12銭高の151円37銭となった。現物債市場で10年債の利回りは、前日比0.005%低下の0.080%だった。
出所:MINKABU PRESS
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