リファバスG、前期最終が一転赤字で下振れ着地・今期は黒字浮上へ

配信元:株探
投稿:2021/08/13 18:00
 リファインバースグループ <7375> [東証M] が8月13日大引け後(18:00)に決算を発表。21年6月期の連結最終損益は1億7000万円の赤字(前の期は2億6800万円の赤字)に赤字幅が縮小し、従来予想の2000万円の黒字を下回り、黒字予想から一転して赤字で着地。22年6月期は1億7800万円の黒字に浮上する見通しとなった。

 直近3ヵ月の実績である4-6月期(4Q)の連結最終損益は1400万円の赤字(前年同期は1億7000万円の赤字)に赤字幅が縮小し、売上営業損益率は前年同期の-20.0%→6.1%に急改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社グループを取り巻く環境としては、少子化に伴う労働人口の減少による人手不足、海外における通商問題の動向や米国の政策動向、またその影響等不確実性があり、引き続き注視すべき状況が続くものと考えられます。とくに、新型コロナウィルスの世界的な感染拡大は引き続き 予断を許さない状況が続いており、当社グループの事業領域に関わる市場においては、不動産・建築市場への影響が懸念されるところとなっております。 このような環境の中、昨今の廃プラ処理問題、海洋ゴミ問題への社会的な関心の高まりは当社グループにとっては追い風であり、これらの課題解決は当社グループの事業領域そのものであります。環境問題などの社会的課題を“ビジネスの力”によって解決し新しい資源を生み出すことで持続的な成長を目指してまいります。 2022年6月期は、リサイクルナイロン樹脂 「REAMIDE (リアミド)」の生産販売拡大やソリューション事業における設備販売の増加により、新規事業が先行投資フェーズから利益貢献フェーズへ成長することを見込んでおります。またカーペットリサイクル事業においては、オフィス等の原状回復工事の増加により廃タイルカーペットの受入処理量は増加していることに加えて、2021年4月に行った処理受託の価格改定による収益性改善により利益の増加を見込んでおります。産業廃棄物処理事業においては、過去からの継続的な営業活動の強化が増加する原状回復工事の受注獲得につながっており、堅調な受注環境が継続する見通しです。なお、当業績予想では、2022年6月期通期に渡り新型 コロナ ウィルスの影響が続くと仮定しております。
配信元: 株探

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