松田産業、上期経常を60％上方修正・13期ぶり最高益、通期も増額

　松田産業 <7456> が8月11日大引け後(16:15)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の43.1億円に急拡大した。
　併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の42億円→67億円(前年同期は36.8億円)に59.5％上方修正し、増益率が14.0％増→81.9％増に拡大し、13期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の同利益を従来予想の86億円→111億円(前期は83.6億円)に29.1％上方修正し、増益率が2.8％増→32.6％増に拡大し、14期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の3.1％→6.0％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　貴金属関連事業における市場環境の回復及び貴金属相場の上昇、並びに、食品関連事業における市況の好転などを背景に、当第１四半期連結累計期間の連結業績が好調に推移したことを踏まえて、第２四半期（累計）及び通期の連結業績予想を上記の通り修正いたしました。　なお、配当予想につきましては、2021年5月13日公表の予想（中間21円、期末21円）から変更はありません。（注）業績予想に関する留意事項上記の業績予想数値は、当社が本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因により予想数値と異なる場合があります。