【本日の見通し】方向性探る ISM製造業待ちの面も

【本日の見通し】方向性探る

　今週は重要指標が目白押しとなる。
米国の早期テーパリングに向けた期待感が揺れる中、
今日のISM製造業、４日の同非製造業、６日の米雇用統計などはかなり重要な位置を占めるだけに
発表までは動きにくい面も。
今日のドル円はISMまでは１０９円台後半を中心としたもみ合いか。

　ISM製造業は前回、予想を下回ったものの、水準的には60を超える強いものに。
ただ、雇用が弱く、７か月ぶりに好悪判断の基準となる50を下回る結果となった。
今回は前回よりやや強めの数字が期待されているが、雇用が弱いままだとドル買いは限定的になる可能性。
また、全体に強くても、物価上昇による仕入れ価格が押し上げている面も。
新規受注や生産などの項目にも要注意。

MINKABU PRESS 山岡和雅