外為サマリー:1ドル109円70銭台に軟化、米量的緩和策の早期縮小観測後退で
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28日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=109円91銭前後と前日に比べ10銭強のドル高・円安で取引を終えた。米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表後に110円28銭まで上昇する場面もあったが、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が会見で緩和縮小の議論を慎重に進める姿勢を示すと伸び悩んだ。
米国の量的緩和策の早期縮小観測が後退するなか積極的にはドルを買いにくく、東京市場のドル円相場は弱含みで推移。前日の米市場で米長期金利が低下したことから日米の金利差縮小が意識されやすくなっていることもあり、午前10時頃には一時109円70銭近辺まで押された。
ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1843ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0040ドル弱のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=129円97銭前後と同10銭強のユーロ高・円安で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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