マザーズ先物見通し：小動き、バイオ関連が下支えで5日線維持へ

本日のマザーズ先物は小動きが予想される。29日の米国市場は、住宅価格指数が過去最大の伸びを記録したほか、6月消費者信頼感指数もパンデミック前の水準を回復するなど経済指標の強い結果を受けて、寄り付き後、上昇。しかし、引けにかけて、月末、四半期末、半期末を控え利益確定の売りに押され、上げ幅を縮小。ナスダックは史上最高値を更新して終了した。本日のマザーズ先物は米国市場が小動きにとどまり、ナイトセッションが横這いで終了した流れを引き継ぎ小動きでのスタートが予想される。国内では、ファンペップ<4881>がペプチドの用途特許を中国で取得したと報じられており、バイオ関連銘柄が注目され相場を下支えすることが期待される。日足チャートでは、5日線の1179.0ptを維持できるかが争点となりそうだ。本日の上値のメドは1210.0pt、下値のメドは1157.0ptとする。 ＜FA＞